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人は何ボルトで感電死するの?

この質問をよく聞かれます、でも
   電圧(ボルト)より電流(アンペア)です。
電圧がいくら高くても、人はめったに死なないです。
たとえば、冬に車に乗る時やセーターを脱ぐ時などに
感じられる静電気は何万ボルトにもなる、電圧が
高くて死ぬようでは、服も着れないのだ。
人が感電死するのは、体内を流れる電流による。
個人差はあるが、感電した際どのような影響を受けるか

電力の強さ(A) 影響
0.001(A) 電気ショックを感じ、しびれることもある。
0.005(A) 痛みを感じ、あとにだるさが残る。
0.01(A) 皮膚に傷ができる。
0.02(A) けいれんが起こり、自由がきかなくなる。
0.05(A) 呼吸が止まったり、心臓が止まったりする。
0.1(A) 死亡する。

 上表のように0.1アンペア程度で、人は感電死する。
人が感電死するのは、人が電流でコントロールされているからである
たとえば、心電図からわかるように、心臓は電流で制御されているが、
大きな電流が流れると、この
指令電流が破壊されてしまうのである。
 通常、乾いた手で100ボルトの電線に触っても感電死する事はない。
手と電線の接触抵抗が大きく、電気があまり流れないからである。
しかし濡れた手で電線を触ったりすると、100ボルトでも死ぬことがある。
0.1アンペアくらいの電流は簡単に流れるからだ。
人は電圧ではなく、電流で死ぬと言う事を肝に銘じよう。

検電確認ヨシ!!マツモト注意ヨシ!! ご安全に     メニューに戻る